この間、保険会社の人と話した時のこと。
交通事故の話題だった。
彼が言う。
「やっぱりねぇ、自分の身は自分で守らなくちゃいけないんですよ」
そんなアメリカの西部劇の時代じゃあるまいし、ちゃんと法律で守られているんじゃないの?
「法律で守られていても身体は守られていませんから、死んじゃったら終わりなわけです」
まあ、そりゃそうだ。
「普段の心掛けで事故に遭わないこともあります」
ほー、例えばどんな?
「○○さん(私の名)、横断歩道を渡る際、横断歩道の何処を歩きますか?」
え、そんなこと聞かれても・・・横断歩道は横断歩道でしょ?
「ほらほら、それじゃ自分の身は守れませんよ」
???
どういうことだろう?
説明しましょう。
横断歩道を渡る時、車が左折しようとしている。
この車の運転者が歩行者に気付かなかったとしたら、真っ先に被害を受けるのは、一番右のお母さんだ。
ぶつかって初めて気付いたクルマは停まり、子供とお父さんは無事のパターンが多い。
もうお判りだろう。
横断歩道を渡る際、左端を歩くほうが安全だということを。
自分の身を守るということはこういうことなのだ。
もう一つの理由として、左折車との距離が開くことで、車の運転者も歩行者を発見しやすくなる。
自分の身を守るということは、結果的に相手も加害者にならずに済むということ。
「横断歩道では、歩行者も自転車も止まらないんですよ」
ここは一番安全な場所、車が停まるものだと思い込んでいる。
「交差点は道路で一番危険な場所だという認識が足りません」
左右の車は停まってくれても、左折・右折車は停まらないということが判っていないという。
ここはしっかりとアイコンタクト、こちらを見ていないと思ったら渡らない。
そのぐらいの気持ちが必要だろう。
自分の身は自分で守るべし。
事故を未然に防ぐこと、危険予知は歩行者・自転車にも必要なんだ。
ほら、彼らもちゃんと横断歩道の左側を歩いている(笑)
日本と同じ、左側通行の国だから説得力あるよね。
ポールが裸足だからというよりも、安全面で話題になって欲しかったなと^^;
コメント
コメント一覧 (4)
ヘルメットを被ることは勿論ですが、ただ漫然と走っていてはいけないってこと。
どうも本能で走ってるところがあって^^;考えて走る、ということがかなり不足してます。
最後のビートルズのオチには、大爆笑!!
勉強になって、笑えるタクランケさんの記事、大好きです♪
私、かねてから思っていたのですが、横断歩道の自転車レーン、これが一番危ないですよね。右にある時は通りません。
長距離を走ると、後半は思考能力がなくなります(そのぐらいヘロヘロになります^^;)ので、適度な休憩と補給でリフレッシュが大事だと思います。
ガシガシモードは長続きしないのです(笑)
お褒めに預かり恐縮です^^
hanaさんのような楽しさルンルン♪ブログにしたいものですが、おやじが真似したらキモイかも^^;
自転車レーンは左折車に巻き込まれやすく、ホント危ないと思います。
なるべくなら車道を走りたいところ、やむを得ず自転車レーンを通行する際は、十分な安全確認とオーバーアクション的なアピールで目立つことが身を守ります。
自転車の派手派手ウェアーも、目立つためには有効でしょう^^