この間の大雨の時。
会社を出てすぐに雨が降ってきた。
生憎、雨合羽等の準備はしていなかったので、前方にある橋の下まで猛ダッシュ。
何とか滑り込みセーフ、その後の猛烈な雨で身動きも出来ず。
さすがの私も、妻にヘルプコール^^;



サポートカーに収容されたBrompton君。
折り畳んだ状態で車に乗せていたが、突然ピキーンと甲高い金属音が車内に鳴り響いた。
何だ何だ、と辺りを見廻してみるが、それらしい音を出すものは何も無い。
あるのは後部座席に置いたBromptonだけ。
もしや…
案の定、後輪のスポークが折れているではないか…



なんでー???



乗っているわけでもないのに、何故スポークが折れたのだろう?
過度にテンションがかかっていたのかは判らないが、まあクルマに収容されてほっとしたのか、リム君の緊張が解けてスポークが折れたのかもね(笑)
いずれにせよ、走行中でなくてよかった^^

 

というわけで、ショップ行き。
南風自転車店でスポーク修理を依頼する。
スポークが折れたBromptonで自走するのもあれなんで、いつものスタイルで向かった。



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こういう時こそTRAVOYの出番なのだ^^

 

以前、こんな記事をアップしました。

 

TRAVOYにBromptonを積むにはTRAVOYの幅が足りず、タイヤの上までかさ上げが必要だ。
しかし、発想の転換でTRAVOYの上部でBromptonを固定したのが↑の写真。
こうすることによって、下部にトートバッグも取り付け可能なのだ。
この方法は南風店主から^^
別のTRAVOYユーザーが上部から吊っていると教えて頂き、それをちょっとアレンジしたのが自分流。
ゴム紐3本で固定し、コーナーで振られることもなく、その走りはいたってスムーズ。
ただ、シートポストとつながっているシャフト部分に負荷が掛かる為、段差には気を付けなければ。



なので、走行ルートは段差の少ない車道が基本。
後続車両は、何だあれは?と思うのだろう、いつもより大きく車間を開けてくれる。
意外な効果に、目立ってナンボとはまさにこのことだろう。
一応、道路交通法ではリヤカー等の牽引車は歩道走行禁止なので、堂々と車道を走ってよいのだけれど^^


修理待ちの間、お隣で昼食を頂くことにした。
喫茶マリアローゼさん。
今年で開店21年目、店内に入ると20年前にタイムスリップしてしまいそうな、年季の入ったお店だ。
「修理していないから、あちこちガタがきて…」
とママさんが苦笑いしている。
モーニングのトーストセットを除けば、カレーライスにチャーハン・焼きそばと、メニューが3つだけという潔さ。
しかしその量たるや、全て大盛りだから注意すべし。

 
前回食べたカレーライス。
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なんとオムカレーが出てきました!
それも大盛りで!
皿からルーが落ちそうだ^^;
これにスープと食後のコーヒー(アイス可)がついて500円也!
継ぎ足し継ぎ足しでルーを作っているそうで、おうちカレーに近いがコクがあって奥深い味わいだ。
何とか完食、ゲップ…^^;


今回はチャーハンをオーダー。

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写真だと量が多そうに見えないが、これも盛りが凄い!
同じくスープに食後のコーヒー付きでワンコイン^^
味は家庭のチャーハンのようで、優しくも懐かしい味がした。
 
「ウチは大盛りがウリなんです」
とママさん、客層は男性中心でどんどん盛りを多くし、現在に至っているのだとか。
ちなみに、焼きそばは基本が麺2玉らしい^^;


 
こんなに大盛りを食べていたら、ジロ・デ・イタリアマリア・ローザなんて絶対無理だろうな。
ん? マリア・ローザ?
そうなんです、実はママさん、ロードレースの大ファンで店名はここから取っているとか。
(嘘です、希望的観測が多分に入っております^^;)

※マリア・ローザとは3大ツールの一つ、ジロ・デ・イタリアで総合1位に与えられるピンク色のジャージ



自転車ショップの隣がマリア・ローゼ。
嘘みたいな本当の話、事実は小説より奇なりだ。
南風自転車店が彼の地で開業した理由の一つが、隣にこのお店があったからなんだとか。
いってみればラッキーシンボル的な存在だろう。
願わくばそれぞれの店が順風満帆、いや、順風満走で行って欲しい^^
 
 
と、願いつつも食べ過ぎでヒルクライムもかなわず、せめて水玉模様のパンツを履いて溜飲を下げる私なのでした(笑)