23日のこと。
前日前々日にドカンと大雪が降り、白一色に染まった札幌。
この日はショップ主催の朝練があり、参加申し込みはしていなかったのだが、こんな大雪じゃ人も集まらず店主が半ベソだったら可哀そうだ。
しょうがない、顔だけでも出すか。



すると、



122301




ウジャウジャいるよ、変人たちが(笑)
自分は一応良識人(^^;)なのでそのままUターンして帰ろうと思ったが、どうしてもお願いお願いお願いと店主に懇願され、しぶしぶ参加することに決めた。



というのは大嘘で、参加する気がなけりゃ、雪の中を朝6:30に出発しませんよー^^;
変人仲間がいっぱいいてよかった^^

 

MTBとFATBIKE、総勢14~5台で札幌市内を走行する。
当日はウチで一番太い、26×2.3のブロックタイヤで走った。
積雪直後はブロックのほうがよいだろうと思ってのことだったが、これ正解。
皆に遅れることなく走ることが出来た。
今シーズンはまだスパイクタイヤの出番が無いぐらい、比較的穏やかな札幌なのだ。


 

今日の目的は朝練ばかりではなく、実は他のオーナーのFATBIKEに試乗させて頂くのがメイン。
逆廻りのマグロさん所有のMOONLANDER、初めて乗させて頂いた。
e01374c1.jpg





すげーイイ!
シングルトラック然とした雪道を、滑らかに走っていく。
例えコースアウトしても、普通に本線に復帰出来るのには感動した。
これが一般のタイヤなら、コースアウトでズブズブ雪に埋まり、走行不能を余儀なくされるところだ。



ニタニタ笑い、嬌声を上げながら走るオヤジ、行き交う善良な市民の皆さんの目には奇異に映ったことだろう(笑)



a20f7e6e.jpg



4.0インチと2.3インチのタイヤ幅の違いは歴然。
しかし、差はこれだけではない。
MTBのタイヤの接地面は固いのに対し、FATタイヤはあくまでも柔らかくてしなやかなのだ。
そりゃそうだ、26インチ(29erも)のトレッド面が固いのは、山道等を走るためのもの。
雪や砂の上を想定しているわけではないのだ。
なので、FATタイヤのようにエアを抜いたところでそもそも仕様が違うのだから、格段に雪道が走り易くなることもない。



やはり餅は餅屋じゃないけれど、FATBIKEが欲しくなったなぁ。



 
それでも、こんなバイクで走る猛者もいた。
e49c303c.jpg





おっと、実は主催者の南風店主だったりして。
さすが普通でない人、いや、普通の自転車では飽き足らない人(笑)



また、P^^ちゃんのは初お披露目の29er、こちらはFATBIKEを封印し、敢えて29erで参加したというからスゴイ。
シングルトラックで足をつくことなく走り抜き、さすがオフロードで鍛えたバランス感覚は鈍っていない^^



 
FATBIKEではなくても、その人なりの楽しみがあるんだね。
もうFATBIKEなんか、いらんいらん。



なんちゃって、実は…

 
と余韻を残して終わります。