盆休は家内の実家へ行った。
道東の、それも先っぽのほうなので、札幌からだと車でなんと10時間!
まあ寄り道や休憩も含んでの時間だが、それにしても遠いやね…
今まで行ったことの無い町を多く通った。
今後、自転車で行く時には大いに参考になることだろう。
それまで記憶に残っていれば^^;



一応、自転車日記なので自転車のこともね。
一泊して15日の日、私はこんなところにいた。
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生憎の雨模様だったが、せっかくこの地にやって来たのだ。
滅多に来れるものでもなし、雨天決行でしたわ。



計根別という町は中標津の隣、弟子屈へ向かうとそこはある。
ここに義母の妹がいるというので、3人でやってきた。
私はここで別れ、一人道東サイクリングを決行したというわけ。



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いかにも北海道らしい風景、道東道北にはこんなのゴロゴロあるんだけど、道民ですら心を洗われるような景色です。
天気が良ければサイコー!なのですけど。



それでもしばらく走ると雨も上がり、気温も上がってきた。
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奥に見えるのは「牛山」か。
だって、
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山肌に「牛」って書いてあるんですもん(笑)



この牛山を越えるのかと思ったら道は左に迂回し、少しホッとする。
だが、しばらくすると上りが始まった。
アップダウンを繰り返すが、基本的に上り基調で上る回数が増えてきた。
覆い道みたいなところを過ぎると、目的地まで約3km。
しかし、そこからが本番。
斜度10%はあるかと思われる道が続き、Bromptonは悲鳴を上げる。
正確に言うと、自分が悲鳴を上げている^^;



立ちコギ&シッティングでヨタヨタ上っていくと、追い越したクルマが応援してくれた。
頑張ってー!の声援で元気が出る。
あれはきっと、深窓のご令嬢に違いない(笑)



ついに到達!
そこで待っていたのは、ご令嬢ではなく店のおじさん^^;
Bromptonに大層興味を示してくれた。
ここは、お約束の折り畳みデモンストレーション(笑)



「以前は、よく学生さんたちが鍋釜をぶら下げて走ってきたものです。」
当時(70年代か80年代)はチャリダーの定番コースだったのだろう。
自転車で北海道を走る場合、時計回りで海沿いを走る人が多く、特に稚内からオホーツク海を紋別~網走~斜里~ウトロは定番コース。
内陸まで走ってくる人は少ないかもしれない。
現に、自分の他には自転車族は皆無だったし。



そこはこんな場所でした。
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秘境、裏摩周。
初めて来ました。
それも自転車でしたので一層感激です^^



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霧の摩周湖も今日は、絶景を見せてくれました^^



さあて、次はご褒美のダウンヒルです!
それにしてもBromptonでよく来たよなぁ、それもこの下りで苦労も報われるっていうもの。
いざ!



と、そこへ家内と義母が登場。
えっ、なんでここに???



義母も来たことがないというので、家内が連れてきたのだという。
途中で私が走っていれば拾うつもりだったらしいが、生憎私のほうが速かったようだ。
下は雨だよというので、このまま下ると雨に当たる。
せっかくおいしいダウンヒルも、泣く泣く諦めることにした。



で、こんな結末。
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サポートカーにて回収の図(笑)



下りのおいしいところを奪われ、悔しいので中標津で車から降り約25kmを自走したが、あまりにも軽装でサイクリストらしからぬ格好だったせいだろう。
スライドしたチャリダーから挨拶されたのは皆無><
地元民扱いされたに違いない。
自分も旅人気取りでいただけに、これにはショックでしたよ^^;



本日の走行距離、約50km。
これで道東一人旅、プチサイクリングはおしまい^^